クマに襲われ5歳児けが[秋田県]
21日夕方、秋田県大館市で曽祖父と川に行った5歳の男の子がクマに襲われ、首や腰などに軽いけがをしました。
21日午後6時ごろ大館市比内町中野で、80歳の曽祖父と自宅近くの川に行った5歳の男の子がクマに襲われたと家族から消防に通報がありました。 男の子は首や腰などをひっかかれる軽いけがをして病院で手当てを受けました。 警察によりますと、男の子と曽祖父は犬を散歩させるため車に乗って川の近くに行き、男の子が先に車から降りて犬と一緒に川のほうに向かったところ、クマに襲われたということです。 犬がほえたあと、男の子が泣きながら車にいた曽祖父の元に戻ってきたため、曽祖父が川のほうを見たところ、体長およそ1メートルのクマが山に逃げていったということです。 曽祖父は「この辺りはよくクマが出るが、まさか自分のひ孫が襲われるとは思わなかった」と話していました。 現場は大館市の中心部から10キロほど離れた山あいの集落の近くにあります。 警察や大館市などは現場付近を巡回して住民に注意を呼びかけています。
2014年6月24日
転載元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140621/k10015405041000.html