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伊達・黄金地区でクマの足跡相次ぎ見つかる [北海道]


伊達市黄金地区にある民家の畑2カ所で24日午前、クマの足跡が相次いで見つかった。伊達署によると、足跡はいずれも前足19センチ、後ろ足29センチ程度で、地元の猟友会はヒグマの足跡と断定した。推定で体重150~200キロ、体長1・5メートル程度の成獣とみられ、関係機関は警戒を強めている。

 足跡が見つかったのは、黄金小から南東に約1・5キロの南黄金町の畑と、北黄金貝塚公園から北東に約600メートルの北黄金町の畑。いずれも国道37号から2キロ以内。二つの畑に出たクマが同一かは不明。  このうち南黄金町の小山富国さん(80)宅の畑では、無数の足跡が残り、成育途中のトウモロコシがかじられたり、カボチャの実をいたずらされた跡があった。小山さんは「住んで40年以上になるが、クマが出たのは初めて。家の前の市道は散歩する人も多く心配」と不安がる。地元の黄金第7地区自治会長の鈴木義治さん(65)も「生まれてからずっと黄金育ち。シカの目撃情報はあってもクマは初めて」と話す。  地元の黄金、稀府―両地区の連合自治会は、緊急の回覧板で注意を促し、市は出没地点近くに看板を設置した。伊達署はパトロールを強化、猟友会は25、26日に周辺をパトロールする。 (野村英史)

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