[鳥獣害と闘う] 農山村の鹿 パクッと解決 東京農工大有志がプロジェクト [東京都]
東京都府中市にある東京農工大学の大学院生と学生の有志グループが、長野県佐久穂町と連携して、樹木や農作物を食い荒らす鹿対策と交流を目指す「府中、けものに夢中プロジェクト」を立ち上げた。害獣による森林や農作物への被害が相次ぎ、高齢化や人口減で農村が疲弊すれば、水源林が荒れ、都市...
100円ショップにイノシシが侵入、大暴れ[埼玉県]
29日午前8時45分頃、埼玉県飯能市飯能の100円ショップで侵入警報が作動した。 警備員が駆け付けたところ、店内を走り回るイノシシを発見、110番した。 飯能署と市によると、イノシシはガラス2枚を突き破って侵入。約25分間にわたって陳列棚にぶつかるなど暴れ回った。署員が到着...
目撃情報 過去5年最多ペース クマ 奥多摩で37件、先月末に登山者大けが
奥多摩町でツキノワグマの目撃情報が過去五年間で最多ペースで増えている。九月末には、登山者が山中で出くわしたクマに襲われ、大けがを負った。今年は山にドングリなどのえさが少ないとみられ、今後も冬眠に向けて、えさを探し回るクマが頻繁に出没する可能性がある。都や町は、登山者に複数で...
園児ら遭遇…身近な里山でも注意を 上田小県で増える熊の目撃情報[長野県]
長野県上田市の太郎山(1164メートル)で24日に保育園児を連れて登山中の保育士が熊1頭を目撃し、市などは市民に注意を呼び掛けるなど対応に追われている。上田小県地域での熊の目撃情報は昨年、一昨年に比べて増加。毎日のように登る人がいたり、保育園が集団登山をしたりする地域に親し...
熊警戒「人里に入れない工夫を」 県のクマ対策員・泉山教授[長野県]
中信地方を中心に熊の出没が相次ぐ中、県のクマ対策員を務める信州大山岳科学研究所(長野県上伊那郡南箕輪村)の泉山茂之教授(55)=動物生態学=が27日、信濃毎日新聞のインタビューに応じた。大北地方から下伊那地方の出没現場などを調べた結果、熊の餌となるドングリが他地域と比べ北ア...
食害:ジビエで減 イノシカ、チョー美味 若手ハンター養成、国が本腰
イノシシやシカが農作物を食い荒らす食害が深刻化し、国や自治体が捕獲数を増やそうと若手ハンターの養成や「狩猟ビジネス」への新規参入を促す取り組みを始めた。捕獲した鳥獣をジビエ(野生鳥獣肉)料理として普及させようという試みも広がっており、「狩り」と「食」の両面で生息数の減少を目...
熊出没対策で電気柵求める声 県が緊急の対策会議[長野県]
熊の出没や人身被害が中信地方を中心に相次いでいるため、県林務部は24日、緊急の「ツキノワグマ対策会議」を塩尻市の県林業総合センターで開いた。県が依頼するクマ対策員3人は「餌付け」につながる残飯などの放置をなくし、田畑を電気柵で囲うといった対策を求め、捕殺についても意見を交わ...
児童が熊にどんぐり[北海道]
YMCA東とつか学童クラブに通う児童109人は、近くの公園等で拾ったどんぐりを、福島県を拠点に熊の保護活動に取り組む団体に送った。 どんぐり拾いは、餌不足のため人里に近づき駆除される熊を減らそうと行われ、10月9日、地域住民らが集めたどんぐりと合わせて50kg以上を、...