国道にヒグマ出没 集団下校[北海道]
12日未明、網走市の国道で体長1メートルほどのヒグマが目撃され、付近の小学校では午後の授業の一部を取りやめて集団下校しました。 12日午前0時半ごろ、網走市大曲の国道39号線で、体長1メートルほどのヒグマ1頭が道路を横断しているのをタクシーの運転手が目撃し、警察に通報しました。 ヒグマはそのあと、踏切を渡って市街地の方向に向かったということです。 付近では11日午後9時ごろにも今回の現場からおよそ3キロ離れた住宅地で、体長1メートルほどのヒグマが目撃されていることから、付近の3つの小学校では午後の授業の一部を取りやめ、集団下校を行いました。 このうち網走市立西小学校の渋谷高広校長は「学校から1キロほどの場所でくまが目撃されたと聞き、驚いた。子どもたちが安心して学校に来られるよう対応したい」と話していました。 警察や市では付近をパトロールするとともに、外出の際には十分警戒するよう住民に呼びかけています。
2014年6月12日
転載元:http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140612/5164981.html