網走市クマ目撃相次ぎ臨時休校[北海道]
11日から網走市の中心部でクマの目撃が相次ぎ、網走市は13日、中心部にある小学校や中学校を臨時休校にしたほか、週明けの月曜日まで市の職員によるパトロールを行うことを決めました。 網走市では11日の午後9時ごろ、体長およそ1メートルほどのクマが住宅街の中で目撃されたのを始め、12日までにあわせて4回、市の中心部でのクマの目撃情報が警察などに寄せられています。 これを受けて網走市は13日、クマが目撃された中心部の近くにある小学校6校、中学校4校のあわせて10校を臨時休校にしました。 網走市に住む30代の主婦は、「小さな子供がいるので外に出るのも怖いです。夜寝るときも、窓の外を確認してから寝るようにしています」と話していました。 また網走市は市役所で臨時の部長会を開き、今後の対応を話し合いました。 その結果、およそ800人が参加する予定の14日のウォーキングのイベントについて、沿道に配置する警備員を増やすことを決めました。 また、市の職員が週明けの月曜日まで深夜と早朝を中心にパトロールを行うことを決めました。 網走市の大澤慶逸副市長は「ウォーキングのイベントには住民だけでなく多くの観光客も参加するので万全の体制で対応したい」と話していました。
2014年6月14日
転載元:http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140613/5191561.html