札幌できょうもクマ目撃[北海道]
札幌市内でクマの目撃が相次ぐ中、19日も、南区の雪捨て場で体長2メートルほどのおとなのクマ1頭が目撃されました。 19日午前10時半ごろ、札幌市南区真駒内で道路の除雪などを委託されている会社の作業員が、敷地内の雪捨て場にクマがいるのを見つけました。 目撃されたクマは1頭で、体長2メートルほどとおとなのクマと見られ、雪捨て場と隣の林の間を15分ほどゆっくりと歩いて行き来したあと、林の方に入っていき姿が見えなくなったということです。 およそ数十メートル離れた場所から写真を撮影した従業員は「ここでクマが出るとは思っていなかった。クマよけの鈴を持っていた方が良いのかもしれない」と話していました。 このところ札幌市では、中央区など住宅地や学校に近い場所でもクマが相次いで目撃されています。 北海道警察本部によりますと、道内でことし、クマの目撃や足跡の発見などの警察に寄せられた情報は、先月までに232件と去年の同じ時期に比べて50件以上増え、過去5年で最も多いということです。 また、今月は17日までに、札幌市や網走市などですでにあわせて60件の情報が寄せられています。
2014年6月20日
転載元:http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140619/5343251.html