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続く誤射事件 県猟友会が悲痛な叫び[静岡県]

 7月20日、伊豆市で起きた猟銃の誤射による死亡事故を受け、県猟友会は23日、臨時の理事会を開いた。会では、高齢化などの問題に悩む猟師たちの悲痛な叫びが飛び交い、県猟友会では、今後しばらく全ての猟を中止することを決めた。臨時理事会は、県猟友会の仲間だった若林酉夫さんへの黙祷で静かに始まった。若林さんは7月20日、伊豆市の山中で、シカの駆除の最中に仲間の猟師が誤って発砲した弾にあたり、死亡した。同様の死亡事故は2013年11月に長泉町であったばかりで、理事会では再発防止に向けての意見交換などが行われた。しかし、会の途中で伊藤政夫会長が、「足跡ひとつあると、猟友会は何をしているんだということじゃ、違うと思う」と、猟友会を取り巻く環境に疑問を呈すと、出席者たちも胸に秘めた思いを吐き出した。その後、出席者からは農作物への被害などを懸念する声もあがったが、最終的に、県猟友会は銃による猟だけでなく、わなを用いた猟についても当面の間見送ると決定した。猟の再開時期について伊藤会長は「まったくめどは立たない」と話している。

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