道内各地でクマ目撃[北海道]
31日昼前、苫小牧市のゴルフ場と八雲町の道立高校近くでクマが目撃され、警察は猟友会などと警戒にあたるとともに注意を呼びかけています。
31日午前11時20分ごろ、苫小牧市植苗の「植苗カントリークラブ」で、コース近くの敷地をクマが歩いているのをプレー中の客や従業員が目撃し警察に通報しました。 警察によりますと、クマは体長1メートル50センチほどの子グマと見られ、コース付近を歩いて近くの林の中に入っていったということで、警察官が駆けつけた時にはすでにクマはいなくなっていました。
警察は猟友会とともに付近の捜索を行っていますが、現場周辺には複数のゴルフ場があることから、パトカーなどで付近を巡回し、ゴルフ客などに警戒を呼びかけています。
一方、31日午前11時50分ごろ、八雲町熊石鮎川町で、ささやぶの中にクマがいるのを近くでパークゴルフをしていた男性が発見し、町の総合支所を通じて警察に通報しました。
警察によりますと、クマの体長は1メートル50センチほどで子グマの可能性が高いということです。
警察や猟友会が付近を捜索した際には、すでにクマの姿はありませんでした。 クマが目撃されたのは、北海道熊石高校のすぐ近くで150メートルほど離れた場所には住宅も点在している場所だということです。 警察は、猟友会などとともに警戒にあたるとともに付近の住民に注意を呼びかけています。