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はぐれザル:警戒を 市街で車や畑に被害も [滋賀県]

21日午前、大津市三大寺の市立瀬田南小学校と、同市大江3の民家でサル1頭が目撃された。双方の現場が約200メートルと近く、同じサルの可能性が高い。乗用車のワイパーが壊されるなどサルによるとみられる被害も確認され、市鳥獣害対策室が住民に注意を呼び掛けている。

 大津署によると、21日午前9時半ごろ、瀬田南小のグラウンド脇にサルがいるのを男性教諭(53)が発見。午前11時半ごろには民家の屋根を歩いているのを近くに住む男性(63)が見つけた。

 大津署が調べたところ、瀬田南小の駐車場で止めてあった乗用車3台のワイパーが壊されていたほか、民家の近くの家庭菜園でタマネギにかじった跡があった。同署はこのサルによる被害と見ている。

 市鳥獣害対策室によると、周辺の半径約2キロ圏内では、3月末からサルの目撃情報が10件以上相次いでいる。いずれも1頭でいる姿を見られており、同室は群れと離れて行動する「はぐれザル」とみている。

 実害があったのは今回が初めてだが、今後も続く場合、市は捕獲などの対応を取る方針。担当者は「人に危害を加える可能性もあるので、絶対に近づかず、すぐに通報してほしい」と話している。目撃情報は、市鳥獣害対策室(077・528・2815)。【田中将隆】

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