クマ目撃相次ぐ [秋田県]
県内で6日、中学校のグラウンドなど人家近くでツキノワグマの目撃が3件相次いだ。
北秋田市桂瀬の同市立森吉中学校で午後4時頃、グラウンドを体長約1メートルのクマが横切った。体育館にいた20歳代男性教員が目撃し、北秋田署に通報した。土曜のため生徒はいなかった。クマはグラウンド近くの林に姿を消した。
正午頃には大仙市大沢郷寺の60歳代女性が田んぼで作業中、約400メートル離れた高速道路下に体長約1メートルのクマがいるのを目撃した。午後2時30分頃には能代市二ツ井町小繋の県道で、車で走行中の50歳代男性が体長約80センチのクマがいるのを見つけた。北秋田、大仙、能代各署が注意を呼びかけている。