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雄のツキノワグマ捕獲相次ぐ 7月末まで要注意[鳥取県]

鳥取県内で5月以降、ツキノワグマの捕獲が相次いでいる。例年6月末までに3~4頭のペースでイノシシ用のわななどにかかるが、ことしは4日現在ですでに7頭を捕獲。県緑豊かな自然課は「繁殖期に入り、ペアを求める雄が行動範囲を広げている」として注意を呼び掛けている。

 クマの捕獲は5月中旬から急増。鳥取市用瀬町と同国府町でそれぞれ2頭、智頭町、八頭町、倉吉市関金町で1頭ずつわなにかかった。成獣が3頭、若い個体が4頭でいずれも雄だった。

 クマは6~7月に繁殖期を迎え、雄の行動が活発になる。捕獲された7頭は、ペアを探して広範囲に動き回り、人里に近寄ったとみられる。

 同課は過去に捕獲した約40頭のクマに発信機を付けてモニタリング調査を実施している。1週間ごとに位置情報を把握しているが、今季は雄の約半数が5月中旬から活発に動き回る一方で、雌の動きが極めて少ない。

2014年6月5日

引用元:http://www.nnn.co.jp/news/140605/20140605007.html

 
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