広がるエゾシカ肉取扱店 駆除と利用の一石二鳥 [北海道]
エゾシカによる農林業被害などが深刻化し、道が計画的な捕獲や食肉としての活用を推進する中、苫小牧市内でもエゾシカ肉の取り扱い店が広がっている。スーパーなどは通年販売で脂質、カロリーが少なく、鉄分豊富でヘルシーなエゾシカ肉の消費拡大に貢献している。...
イノシシ食害、窮状訴える 参院環境委で高橋氏[栃木県]
自民党の高橋克法(たかはしかつのり)参院議員は16日の環境委員会で、県内でも深刻化しているイノシシの食害について質問し「那珂川町では直売所でタケノコがあまり並ばなくなった。(タケノコを食べ尽くすほど)頭数が増えているからだ」と窮状を訴えた。...
イノシシ捕獲数、1万頭超え過去最多 2014年度の栃木県内 [栃木県]
2014年度の県内イノシシ捕獲数は1万頭を超え、過去最多となったことが16日、分かった。県に記録が残る1956年度以降、1万頭超は初めて。 原因を県は分析中とした上で、山林で好物のドングリなど木の実が不作となりイノシシが里の近くまで下りてきたことや、猟友会など狩猟者の尽力を...
ニホンジカ、カメラで監視 高山植物の食害防止 鳥取・大山 [島根県]
環境省米子自然環境事務所(鳥取県)が、ニホンジカの進入状況を定点観測するためのカメラ5台を鳥取県の国立公園・大山(1729メートル)に設置した。高山植物が荒らされる被害の未然防止に生かすためで、降雪期に入る11月末まで実態調査を進める。...
滋賀県内にクマ放ち1カ月 捕殺巡り賛否も [三重県]
いなべ市で捕獲されたツキノワグマを県職員が滋賀県内に連絡せずに放した問題は、17日で1カ月が経った。クマは、いなべ市と岐阜県大垣市、海津市、養老町にまたがる山中を行ったり来たりしている。 ■県、捕獲許可延長へ クマは5月17日、いなべ市北勢町の民家から約250メートルの山中...
県、シカ頭数半減へ 管理計画…23年度まで
県は25日、環境省の推計で県内の生息数が約6万9000頭とされるニホンジカについて、2023年度までに半減させる目標を定めた管理計画を明らかにした。計画案は同日、甲府市で開かれた県環境保全審議会で了承され、計画は29日に施行される。...
獣害シカ、丸ごと活用団体 [兵庫県]
捕獲したシカを肉だけでなく、丸ごと1頭活用するため、県の呼びかけで26日、県内のハンターや料理研究家、飲食店主らでつくる「ひょうごニホンジカ推進ネットワーク」が設立された。高たんぱくで低脂肪な機能性食品としてプロサッカーチームなどアスリート向けに試食会を開き、イメージアップ...
女性を襲ったクマ、三重県が放した? 滋賀県が抗議へ [滋賀県]
三重県内で捕獲されたクマを、同県の担当者が隣接する滋賀県の山中に放していたことが27日、分かった。 同日早朝には、滋賀県多賀町で女性がクマに襲われて重傷を負う事故があり、滋賀県側はこのクマの仕業だった可能性があるとみて、知事名で三重県に抗議する方針。三重県側は落ち度を認めて...