札幌・中央区宮の森でクマ目撃 近くの小中学校 警戒の集団登下校[北海道]
札幌市中央区宮の森1の16の山中で8日夕にクマが目撃されたことを受け、目撃現場周辺の住宅街では9日朝、パトカーが巡回して注意を呼び掛け、近くの小中学校では教員らが通学路に立ち子供らの登校を見守った。
目撃現場から約200メートルの距離にある市立宮の森中学校(小路徹校長、350人)では、パトカーが「クマの目撃情報がありました」と広報しながら巡回する中、教員3人が通学路に立って警戒。生徒らは「怖いね」などと話しながら足早に学校へ向かっていた。
大石まり教頭(54)は「当分は登下校の時間帯に教員が見守り、まとまって下校するよう指導したい」と話した。
目撃現場から約700メートル離れた大倉山小(類家斉(ひとし)校長、348人)でも教員らが登校する児童を見守った。
宮の森中の近くに住む男性(83)は「学校が近く登下校する小中学生をよく見かけるので心配」と話した。
2014年6月9日
転載元:http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/544390.html