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「人がえさをやっているから…」 神戸・東灘区でまたイノシシ被害[兵庫県]

神戸市東灘区でまた、イノシシによる被害です。  17日夜、買い物帰りの女性が襲われ、足に軽いけがをしました。  周辺では、今年4月以降、同様の被害が相次いでいて、専門家は「餌付けが招いた被害ではないか」とみて警告しています。  16日午後9時頃、神戸市東灘区岡本の住宅街で近くに住む女性(49)が、突然現れたイノシシに左足をかまれて軽いケガをしました。  「バウムクーヘンが入ったスーパーの袋を女性が手にしていたところ、イノシシが突然後ろから襲いかかったということです」(記者リポート)  「怖いですね」(周辺に住む女性)  「人がえさやっているから、人間慣れしているところがあると思う」(周辺に住む男性)  神戸市によりますと東灘区の阪急岡本駅の周辺では、今年4月以降、人がイノシシにかまれたり食べ物を盗られたりする被害が、ほかにも13件発生しています。  専門家は「学習能力が高く、人が与えるえさに味をしめたイノシシではないか」と指摘しています。  「ものすごく高栄養ものが、手に入ってしまう、人間からもらうと。そういう状況になってしまうと麻薬みたいなもので、効率いいから」(兵庫県立大 横山真弓准教授・電話)  東灘区の住宅街には、数年前から数頭のイノシシが住み着いていますが、市は今回、危害を加えたのは山から降りてきた別のイノシシとみています。  市はイノシシの駆除を検討するとともに、えさを与えないよう注意を呼びかけています。

2014年6月18日

転載元:http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000004974.shtml

 
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