鳥獣保護法違反で男2人を書類送検[愛知県]
野生のヤマガラなど、狩猟鳥獣以外の鳥類を密猟して飼育していたとして、愛知県警岡崎署は14日、鳥獣保護法違反(違法飼養)の疑いで、同県岡崎市の無職男性(70)と蒲郡市の男性ペットショップ経営者(74)を、名古屋地検岡崎支部に書類送検した。
送検容疑は、無職男性は2月28日、密猟したヤマガラ2羽とメジロ2羽を自宅などで飼育したとされる。経営者は3月4日、飼育が禁止されているコガラやマヒワ、ジョウビタキなどを店舗兼自宅で飼育したとされる。
署によると、無職男は店の常連客で、野鳥を密猟するためのおとりの鳥を経営者から借りていた。経営者は13種類90羽の野鳥を違法飼育していたとみられる。