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高齢化地域 サポート 富大サークルが電気柵設置[富山県]

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■立山の田んぼ、鳥獣被害防止で

 中山間地で農業を支援する富山大の学生サークル「たっぐ」が十三日、高齢化と過疎化が進む立山町白岩の田んぼで鳥獣被害防止用の電気柵を設置するのを手伝った。

 周辺は昨年からイノシシが田んぼを荒らす被害が目立ち、電気柵の設置を初めて決めた。約四十ヘクタールの田んぼの周囲に電気柵を張り巡らす大規模な作業で人手が足りないため、北陸農政局の紹介でたっぐが協力した。

 学生五人が長靴やポロシャツ姿などで参加。農家ら三十人に教わりながら田んぼの周囲に金属製くいを木づちで三メートルおきに打ち込み、電線を張った。

 学生らの働きに兼業農家の大后富男さん(62)は「若くてのみ込みが早いし、雨の中でも楽しみながらやってくれて助かる」と感謝。たっぐの代表で経済学部四年の種本真大さん(21)は「作業も楽しかったし、役に立ててうれしい」と話した。

 白岩を含む東谷地区は、人口に占める高齢者の割合が45・9%で、町全体の29・2%を大きく上回っており、町の担当者は「若い人と一緒に作業することで集落の活力にもつながる」と期待する

 
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