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センサーカメラ設置で実態調査 イノシシ対策で神戸市[兵庫県]

 神戸の市街地にイノシシが出没し、人が襲われる被害が相次いでいることを受け、神戸市は17日、同市中央区の山間部にセンサーカメラを設置した。イノシシの現れる時間帯や頭数を調べ、山への追い払いに役立てるという。

 神戸市によると、今年4~6月、市街地の北部を中心に人が襲われる被害が20件発生し、今月も東灘区岡本で3件続発。同市は、兵庫県などと連携してパトロールを強化する一方で、イノシシの行動パターンを把握するために、目撃情報が多い東灘、中央区の2カ所にカメラを取り付けることにした。赤外線センサーが反応すると、自動的に映像が録画される仕組みで、記録媒体を定期的に回収し、イノシシが映っているかどうかを確認する。

 17日は、同市が管理する中央区北部の山中約500メートル四方に11台を設置。東灘区では既に12台を取り付けており、映像を分析して今月末ごろから本格的な追い払いに取りかかる方針

※写真は、イノシシの通り道になっているとみられる山中に設置されたセンサーカメラ=神戸市中央区(撮影・宮路博志)

 
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