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体重150キロ 巨大イノシシ 宇都宮の篠原さん捕獲「55年の経験で一、二を争う」[栃木県]

宇都宮市横山町の山林で、体重が推定百五十キロほどの雄のイノシシが捕獲された。県によると、仕掛けにかかるのは二十~四十キロの子どもが多く、百キロ超の成獣は珍しい。

 捕獲したのは、上河内猟友会の篠原甫(はじめ)さん(77)=同市下小倉町。七月二十八日午前十時ごろ、ワイヤ製の輪に脚を入れるとすくい上げる手製の仕掛けに、大きなイノシシがかかった。最近十年ほどは仕掛けによる捕獲をしており、篠原さんは「五十五年の経験で一、二を争う大きさ」と驚く。

 イノシシが田畑を荒らしたりする被害は県内でも見られ、篠原さんが住む宇都宮市郊外の上河内地区では、食べ物を求めて民家近くにも出没。帰宅した女子高校生が庭にいるイノシシを見つけ、家に一時入れなかった例もあったという。

 県の統計では、二〇一三年度に県内で捕獲されたイノシシは有害捕獲、狩猟を合わせて計五千七百九十二頭。篠原さんは「イノシシは多産ということもあって、なかなか減らない」と、捕獲の必要性を指摘している。

 稲穂が実り始めるこの季節は、せっかく育てた稲を荒らされるのが農家の悩み。田んぼの周辺では、所有者らが網状の防護柵を周辺に張り巡らせるなどの対策も取っている

 
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