イノシシ食害、窮状訴える 参院環境委で高橋氏[栃木県]
自民党の高橋克法(たかはしかつのり)参院議員は16日の環境委員会で、県内でも深刻化しているイノシシの食害について質問し「那珂川町では直売所でタケノコがあまり並ばなくなった。(タケノコを食べ尽くすほど)頭数が増えているからだ」と窮状を訴えた。...
イノシシ捕獲数、1万頭超え過去最多 2014年度の栃木県内 [栃木県]
2014年度の県内イノシシ捕獲数は1万頭を超え、過去最多となったことが16日、分かった。県に記録が残る1956年度以降、1万頭超は初めて。 原因を県は分析中とした上で、山林で好物のドングリなど木の実が不作となりイノシシが里の近くまで下りてきたことや、猟友会など狩猟者の尽力を...
シカ追い出し大作戦:霧降高原のキスゲ守ろう 10日初の試み ボランティア募集 [栃木県]
自然公園財団日光支部は、日光市の霧降高原キスゲ平で10日に実施する「シカ追い出し大作戦」に参加するボランティアを募集している。ニッコウキスゲの群生地を囲う柵の内側に侵入したシカを人海戦術で追い出し、希少な群生地を食害から守る初の試み。...
今年初、那須でクマ目撃 例年より早め、昨秋の凶作影響か[栃木県]
11日午前8時25分ごろ、那須町高久丙の町道の歩道を歩くクマ1頭を車で走行中の男性が目撃し、那須塩原署に通報した。県警によるクマの目撃情報の発表はことし初めて。専門家は「クマは4月上旬ごろから出没し始めることが多く、例年より少し早い。ドングリなどの凶作で、昨秋十分な量の餌を...
森林除染、大半が手つかず イノシシなどの一部出荷制限続く [栃木県]
文部科学省が11年10月に行った航空機でのモニタリング調査を元に、環境省は県内の森林の汚染状況を推定した。空間線量は12・1万ヘクタールで年間1~5ミリシーベルト、23・8万ヘクタールが1ミリシーベルト以下とされた。今も汚染の実態は不透明なまま、森の恵みに影響が表れ続けてい...
ニホンジカ被害 日光で意見交換 新たな捕獲法など紹介 [栃木県]
日光地域のニホンジカの被害対策を考える講演会が九日、日光総合会館(日光市安川町)で開かれた。国有林を管理する林野庁が開催した意見交換会で、行政や林業関係者のほか、狩猟者や自然保護関係者ら約百人が参加した。 林野庁関東森林管理局(前橋市)は、二〇一三年度からシカ被害の多い県で...
イノシシお手柄!?板碑を発掘 栃木・足利の古刹・浄因寺 [栃木県]
足利市の古刹(こさつ)、行道山浄因寺(同市月谷町)の境内で、イノシシの掘り返した跡から古い板碑が見つかった。地元の依頼を受け、同市教委で近く調べる。 板碑は縦45センチ、横26センチ、厚さ2センチで、上部に「二条線」と呼ぶ2本の横線があり、中央付近に梵字が書かれている。檀家...
イノシシ肉料理も登場 獣害対策リーダー研修、20人に修了証 [栃木県]
とちぎ獣害対策地域リーダー育成研修会の修了認定式が6日、宇都宮大峰キャンパスで開かれ、20人に修了認定証が手渡された。イノシシ肉などの消費、需要を拡大させ捕獲増につなげようと、プロのシェフがイノシシ肉を使った料理を披露した。...