イノシシ肉メニュー、初日は完売 栃木県庁生協食堂が21日まで提供[栃木県]
県庁生協食堂は17日、那珂川町など八溝地域で捕れたイノシシの肉を活用した料理の提供を始めた。コロッケやすき焼き風煮などのメニューを、毎日約50食用意する。初日に登場したコロッケは完売し、上々のスタートを切った。21日までの期間限定サービス。
14~30日に実施中の「有害鳥獣捕獲強化・安全確保キャンペーン」の一環。農業被害などをもたらすイノシシなど、有害鳥獣捕獲への県民理解の促進を図ることが狙い。
イノシシ肉は県中山間地域活性化推進協議会が協力した。那珂川町は「八溝ししまる」のブランドで地元産のイノシシ肉を販売している。豚肉に似た食感で、臭みがなく、食べやすいという。
メニュー名には「ししまるコロッケ」や「ししまると野菜のチーズデミトマトシチュー」などと「ししまる」を冠した。
生協食堂で提供する時間は午前11時~午後1時半。価格はごま炒めやシチュー、すき焼き風煮などの主菜が250円か270円、コロッケカレーが500円などとなっている。