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シカ追い出し大作戦:霧降高原のキスゲ守ろう 10日初の試み ボランティア募集 [栃木県]

自然公園財団日光支部は、日光市の霧降高原キスゲ平で10日に実施する「シカ追い出し大作戦」に参加するボランティアを募集している。ニッコウキスゲの群生地を囲う柵の内側に侵入したシカを人海戦術で追い出し、希少な群生地を食害から守る初の試み。

 霧降高原のキスゲ平は「黄色いじゅうたん」と例えられ、かつては40万株の群落があったが、1975年ごろからシカの食害で激減。標高約1350メートルから1590メートルにかけての一帯約10ヘクタールを防護柵で保護している。

 同支部によると、防護柵は冬の間に雪の重みで破損してしまうため、植物が芽吹く春にシカが入り込んでいないかどうかを調べている。今年度は「日本を代表するニッコウキスゲの群生地をシカの食害から守ることの大切さを広く知ってもらいたい」と、初の試みとして住民らに協力を呼びかけることにした。

 参加は事前申し込みが必要。当日は午前9時45分に集合し約3時間、作業する。汚れてもいい服装に長靴か軽登山靴などを履き、雨具も持参する。作業終了後にはソフトクリームのサービスがある。

 参加申し込みは同支部(霧降高原レストハウス電話0288・53・5337)。【花野井誠】

 
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