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大野市:クマ対策本部設置 出没・捕獲とも県内最多 /[福井県]

 今月に入ってクマの目撃が相次いでいるのを受け、大野市は24日、ツキノワグマ出没対策連絡会(本部長・下河育太副市長)を開いた。市の担当者のほか、県や警察、地元猟友会などの関係者が出席。同日付で対策本部を設置し、人身被害を防ぐため対応を強化する。対策本部の設置は4年ぶり4回目。

 23日正午現在、今年度の県内のクマの出没(目撃・痕跡)件数は285件で、捕獲数は56頭。このうち大野市は出没59件、捕獲数16頭でいずれも県内市町で最多。けがなどの人身被害はない。

 今後、市の各部から1日2人ずつ計8人の職員を担当部署(農業林業振興課)への応援要員として確保。出没時の周辺交通整理やおりの設置、広報車の巡回にあたる。防災無線も活用して、注意を呼び掛ける。

 連絡会では、餌となるブナやミズナラの実(ドングリ)の凶作が大量出没の引き金になり、九頭竜川や真名川沿いのクルミをクマが目当てにしていると予測。集落内の柿やクリの早めの収穫、生ゴミや農作物の残りの撤去などが必要と意見が出た。【竹内望】

 
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