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「お肉おいしく」「農業被害減らす」 狩猟女子4人が斜里で講演[北海道]

【斜里】講演会「狩猟女子ライフのススメ」(町主催)が14日にゆめホール知床で開かれ、女性ハンター4人が約50人の住民を前に、狩りの魅力や苦労をざっくばらんに語った。

 町内では野生鳥獣による被害が増加する一方でハンターの減少と高齢化が課題。講演会は、町が本年度から始めた新規狩猟者確保対策事業の一環として、近年注目が高まる女性ハンターを町内で増やそうと初めて企画した。

 女性狩猟グループ「TWIN(ツイン)」の松浦友紀子代表(40)=札幌市在住=は、国内で女性ハンターは0・7%だが、近年は増加傾向にあると報告。女性ハンターが狩猟して作った料理や日用品を紹介し、「生活の中に野生生物を取り戻すには、女性の視点が欠かせない」と指摘した。

 続いて町内の新人女性ハンター3人が登壇。農協職員の阿部沙弥香さん(28)は「野生鳥獣による農業被害を減らしたい」と免許を取得した理由を説明。ガイド業の伊藤典子さん(29)は「仲間ができたり、おいしい肉を食べられたりと、狩りにはたくさんの可能性がある」、林野庁職員の今福寛子さん(28)は「狩猟ほど多くのことを学べる趣味はない」などとそれぞれ熱く語っていた。(米田真梨子)

 
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