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ツキノワグマ早いお目覚め 岩手県内 [岩手県]

岩手県内でツキノワグマの出没が例年と比べ早まっているとして、県が警戒情報を発表し注意を呼び掛けている。山間部の積雪が少なかったことなどが影響し、冬眠から目覚める時期が早い可能性があるという。

 3月のツキノワグマの有害鳥獣の許可申請は、普代村と野田村で2件ずつ、山田町と葛巻町で1件ずつの計6件。昨年3月はゼロだった。県は人間の生活環境に近い地域にクマが下りてくることが予想されるため、3日付で警戒情報を発表。市町村や警察署を通じて情報を提供している。

 県によると例年、ツキノワグマの目撃情報や被害は4月中旬ごろに増え始めるが、ことしは1カ月程度早い。積雪が少なく、気温が高めに推移していることが影響しているとみられる。

 県自然保護課は「冬眠から目覚めたばかりのクマは行動範囲が広く、神経質になっている。山へ出掛ける際はグループで行動するなど気を付けてほしい」と呼び掛けている。

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