島牧村でクマ ハンターが駆除 [北海道]
21日、後志の島牧村の国道の近くにクマが現れ、ハンターによって駆除されました。
21日午前10時前、島牧村の国道229号線から100メートルほど離れた畑にクマがいるのを車で通りかかった男性が見つけました。
通報を受けた警察官や地元のハンターが現場に駆けつけて警戒にあたり、昼過ぎに近くの海岸沿いのささやぶに逃げ込んだところをハンターによって駆除されました。
クマは体長がおよそ1.5メートル、体重が80キロほどで4歳ぐらいのオスとみられています。
警察によりますと、この付近では今月に入ってクマの目撃が相次いでいたということです。
4月はクマが冬眠から目覚める時期ということで、警察や村では看板を立てたり防災無線を使ったりして注意を呼びかけています。
島牧村産業課の藤田和康課長は、「ことしはクマの目撃情報が例年より多く、山菜採りなどの際は、鈴やクマよけのスプレーなどを持って山に入ってほしい。クマに遭遇する危険の高い山奥に入ることは避けてほしい」と話していました。