イノシシのわなにオスのツキノワグマ1頭がかかる 宮城・丸森町 [宮城県]

25日朝早く、宮城・丸森町の竹林で、イノシシのわなに、オスのツキノワグマ1頭が捕獲されているのが発見された。
25日午前5時半ごろ、宮城・丸森町の竹林で、イノシシのわなに、クマが1頭、捕獲されているのを、地元農家の人が発見した。
捕獲されたのは、体長1メートルほど、体重およそ70kgの年齢2歳ぐらいのツキノワグマのオス。
この地域では、イノシシにタケノコなどが食べられる被害が相次いでいて、わなは地元農家が、イノシシ捕獲のために、2週間ほど前に仕掛けたものだという。
クマを発見した宍戸研一さんは「(このへんに)クマは、ほとんどいないんですけども、まさか、本当にクマが入っていて、びっくりしました」と話した。
丸森町によると、捕獲されたのは初めてだということで、住民に注意を呼びかけている。
一方、捕獲されたクマは、麻酔をされたあと、山林に返されるという。 (仙台放送)