クマ:ご用心 県、パンフレット配布 [石川県]
登山シーズンを前に県はクマの出没に注意を促すパンフレットを5500部作成し、市役所・町役場や警察署などで配布している。
県自然環境課によると、県内では今年に入り今月22日までに金沢、小松、白山3市の山林一帯で計5頭のクマが目撃された。昨年の同時期からは1頭少ないという。
パンフレットでは、生ゴミを好み、朝夕に活発に活動する生態を解説。人家周辺に生ゴミを捨てないことや、クマが身を隠しやすいやぶを伐採するよう呼びかけている。
子グマの近くには母グマがいる可能性が高く子グマを見つけても近づかないよう注意を促したり、遭遇した場合は静かに立ち去さったりするようアドバイスも記した。【竹田迅岐】