ツキノワグマ:分布域、人の生活圏に迫り被害増加 [石川県]
ツキノワグマに人が襲われる被害が近年急増し、2000年以降は数年おきに年間死傷者が100人を超えている。中山間地域の人口減少に伴い、クマの分布域が人の生活圏にまで拡大していることが一因とみられる。5月には、三重県が捕獲したクマを隣の滋賀県多賀町に連絡しないまま放し、同じクマ...
山菜やクマ汁で満腹 白山一里野温泉 祭りで魅力発信 [石川県]
山の幸を心ゆくまで味わう白山市の白山一里野温泉観光協会おかみの会の「まんぷくりん祭」が十七日、白山一里野温泉スキー場(尾添)であった。旬の山菜の天ぷらやクマ汁などが並び、家族連れらでにぎわった。(谷知佳) ウドやタラの芽など揚げたての天ぷらの盛り合わせに、長い行列ができた。...
クマ:ご用心 県、パンフレット配布 [石川県]
登山シーズンを前に県はクマの出没に注意を促すパンフレットを5500部作成し、市役所・町役場や警察署などで配布している。 県自然環境課によると、県内では今年に入り今月22日までに金沢、小松、白山3市の山林一帯で計5頭のクマが目撃された。昨年の同時期からは1頭少ないという。...
国名勝の「千枚田」も…イノシシ被害止まらず [石川県]
石川県内でイノシシが農作物を食い荒らすなどの被害が止まらない。 近年になってイノシシ被害が出始めた奥能登地域では、年を追うごとに状況が悪化し、昨年の被害額は前年の4倍以上に達した。農家から悲鳴が上がる中、被害拡大を防ぐため、行政は対策に本腰を入れている。...
狩猟・野生鳥獣の現状と鳥獣保護法改正[石川県]
大きく変わった狩猟を取り巻く環境 前回の連載「現代狩猟生活入門」を開始したのが2009年。世間であまり知られていない猟師の生活や狩猟の実際の様子を伝えるのが主なテーマでした。あれから5年、狩猟を取り巻く環境は大きく変化しました。全国各地で狩猟やジビエ(野生鳥獣肉)に関するイ...
クマ監視カメラ設置 金沢城公園 外周雑木林に10基[石川県]
金沢城公園(金沢市)で九月下旬にクマが捕獲されたことを受け、石川県は九日、公園外周の雑木林に、十基の監視カメラを設置した。職員らが毎朝カメラの映像をチェックして素早い対応を取ることで、金沢を代表する観光地の安全・安心につなげる。...
七尾の山中 クマ撮影 先月9日、自動カメラで[石川県]
七尾市は六日、同市黒崎町の山中に設置した自動撮影カメラで、クマを確認したと発表した。市内では今年、クマの出没情報が十件あったが、確認は足跡のみで撮影、捕獲はなかった。クマが撮影されたのは初めて。 市によると、撮影日時は、九月九日午後二時十八分。撮影されたのは成獣で、体長一・...
ツキノワグマ:兼六園隣接の金沢城公園で1頭捕獲[石川県]
午前6時ごろ、金沢市丸の内の金沢城公園で、地元猟友会が設置した捕獲用オリに、ツキノワグマ1頭がかかっているのを猟友会メンバーが見つけた。公園を管理する石川県によると、園内でクマの捕獲は初めて。クマは殺処分された。 現場は兼六園に隣接する市内中心部。公園付近では昨年12月に近...