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クマ:磐梯山の登山客襲われる 顔や腕にけが[福島県]

26日午前10時40分ごろ、日本百名山の一つ、磐梯山(1816メートル)の福島県猪苗代町赤埴山付近で、一人で下山していた登山客の男性会社員(49)=広野町=が、左側の樹林から飛び出してきたクマに襲われた。男性は自力で下山し、病院で治療を受けたが、顔や腕を爪で引っかかれ全治3週間のけが。町は登山道入り口に注意を呼びかける看板を設置するなど対応に追われた。

 猪苗代署によると、男性は1人で磐梯山に登り、登山道を下山中だったという。クマは体長1.5メートルのツキノワグマの成獣とみられ、山にはまだ雪が残っていることから、冬眠から覚めたばかりだった可能性がある。

 県によると、会津地方でのツキノワグマによる人身被害は雪解けの5月に集中している。今年の磐梯山の山開きは5月24日に予定しており、猪苗代町農林課は26日、磐梯山の登山道入り口に注意の看板を急きょ設置したほか、「入山の際には、ラジオや鈴など音が鳴る物を携帯し、クマに人の存在を知らせてほしい」と自衛も呼びかけている。【横田香奈】

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