支笏湖にヒグマ 連日目撃情報 [北海道]
千歳市幌美内無番地の国道453号付近で、1日午後から2日早朝にかけてヒグマが相次いで目撃された。山菜採りなどの行楽シーズンを迎え千歳署は「クマ出没看板がある場所には近づかず、足跡やふんを発見したらすぐ引き返すように」と注意を呼び掛けている。
1日午後4時10分ごろ、パトロール中の千歳署員が路上でヒグマ1頭を目撃。体長約50センチの子グマが沢の方向に立ち去った。千歳市と市クマ防除隊が出動し周辺を捜索、雪上に子グマの足跡を確認した。
2日午前5時すぎには、札幌から支笏湖方向にバイクで走行中の男性が道路を横断するヒグマ2頭を目撃した。
同署によると、現場は国道453号と道道支笏湖線の交点付近。2頭の体長は2メートルと50センチで親子。1日に目撃された現場に近く、同一の子グマとみられる。
千歳市は、発見現場とポロピナイ観光センターの2カ所にヒグマ出没看板を設置した。