福島で乗用車と熊が接触 [福島県]
5日午後零時40分ごろ、福島市荒井字北一ノ坂の115号国道で、喜多方市の男性(64)が運転する乗用車と体長約100センチの熊一頭が接触した。熊はそのまま山に走り去り、男性にけがはなかった。福島市内では5月末から市街地や郊外で熊の目撃が相次いでおり、福島署などは警戒を呼び掛けている。
同署によると、乗用車と熊が接触した場所は、あづま総合運動公園から猪苗代町方面へ約3キロの路上。男性が猪苗代方面へ乗用車で走行中、反対車線側の林から熊一頭が飛び出した。男性は減速したが、熊は乗用車の右後部ドアに接触した。
市内の市街地では5月27日から30日まで、4日連続で熊が目撃された。