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人と鳥獣の知恵比べ 猟師の実体験漫画が人気

2014年5月14日03時00分

 わなでイノシシを捕まえ、銃でカモを撃つ。そんな猟師の日常を実体験に基づきながら描く異色の漫画「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」(講談社)が人気だ。作者は、津山市在住の岡本健太郎さん。漫画誌に連載中で、単行本は1~4巻で累計36万5千部に達した。脱力系の絵で笑いを誘いつつ、獲物の探し方や解体の仕方などの様子をつづる。作中に出てくる手作りのジビエ(狩猟鳥獣肉)料理も魅力的だ。

 県北部出身の岡本さんは高校卒業後、上京してギャグ漫画などを描いていたが、2009年に帰郷。新たなテーマとして頭に浮かんだのが、猟師漫画だったという。子どものころ、近所の老猟師に猟のことや野生鳥獣のおいしさ、動植物の知識を教わり、あこがれと興味をもっていた。「だれにでも猟ができるわけではない。代わりにやって報告したら受けるのでは」との思惑があった。

 猟銃の所持許可と狩猟免許をとり、地元のベテラン猟師らに教わりながら、友人らと猟に出かけた。どこで何を捕ったか、どんな気候だったか、などを日々書き留め、それをもとに漫画の下書きを描いた。東京の出版社に作品を持ち込み、おもしろがってくれた講談社の漫画雑誌「イブニング」(隔週刊)で11年2月に連載が始まった。

引用元:http://www.asahi.com/articles/ASG4L624LG4LPPZB00Q.html

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