狩猟免許所持者が30年で4割減る [和歌山県]
和歌山県内の狩猟者の減少や高齢化が進んでいる。この30年で4割減り、60歳以上が3分の2を占める。一方で、農林業に被害を与える有害鳥獣を減らすには狩猟者の協力が必要になる。県は銃猟の模擬体験装置を導入したり、講習会を開いたりして、人材の確保に取り組んでいる。 ...
イノシシ捕獲数、1万頭超え過去最多 2014年度の栃木県内 [栃木県]
2014年度の県内イノシシ捕獲数は1万頭を超え、過去最多となったことが16日、分かった。県に記録が残る1956年度以降、1万頭超は初めて。 原因を県は分析中とした上で、山林で好物のドングリなど木の実が不作となりイノシシが里の近くまで下りてきたことや、猟友会など狩猟者の尽力を...
シカ生息数抑制実施へ 県管理計画 高山帯侵入など防ぐ [富山県]
県内のニホンジカ生息数抑制を目指す「県ニホンジカ管理計画」が、二十九日から実施される。農林業被害の未然防止のほか、ライチョウがいる高山帯への侵入を防ぐのが狙い。捕獲頭数の増加を見据えて、捕獲後のジビエ料理としての活用に期待が高まるものの、処理方法が確立されていない課題もある...
駆除ハンター育成急げ 農林業被害5億4千万円 [山口県]
過疎化と高齢化が進む県内で、イノシシなどを駆除するハンターの育成が急務となっている。鳥獣による農作物被害などが絶えないのに、狩猟者数が減り続けているためだ。政府と県は、鳥獣駆除にかかる税金を免除したり、狩猟免許取得の経費を補助したりして対策に力を入れている。...
京都市内でシカの捕獲倍増 森林保護へ半減目標 [京都府]
京都市内で2014年度に捕獲されたシカの頭数は773頭で、前年度の2倍以上だったことが市のまとめで分かった。多すぎるシカによって森林が傷んでいるため、市は狩猟者に独自の奨励金を出すなど捕獲に力を入れている。将来的には生息頭数の半減を目指している。...
増えるシカないのか シカ8年後に400万頭超 「狩猟の担い手確保が不可欠」 環境省が推計
環境省は28日、農作物などに深刻な被害を及ぼしているニホンジカについて、捕獲率が現状と変わらなければ平成35年度には402万頭に増加するとの推計を発表した。狩猟人口の減少などが背景にあり、同省の担当者は「狩猟の担い手確保が不可欠だ」としている。...
女性ハンター・北野悠子さん 存在で狩猟の魅力アップに期待 名張 [三重県]
鮮やかなオレンジ色のユニホームに身を包み、猟銃を手にする名張市つつじが丘の北野悠子さん(36)は、約80人が所属する名張市猟友会で唯一の女性ハンターだ。 山登りやスノーボードが趣味という活動的な北野さん。30歳の時、米国へ嫁いでいったいとこの家を訪れ、ハンターの家族が射止め...