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増えるシカないのか シカ8年後に400万頭超 「狩猟の担い手確保が不可欠」 環境省が推計

環境省は28日、農作物などに深刻な被害を及ぼしているニホンジカについて、捕獲率が現状と変わらなければ平成35年度には402万頭に増加するとの推計を発表した。狩猟人口の減少などが背景にあり、同省の担当者は「狩猟の担い手確保が不可欠だ」としている。

 環境省によると、24年度末の生息数は、北海道を除く全国で推定約249万頭。推計を始めた平成元年の30万頭から増加が続いており、23年度の239万頭から10万頭増えた。農林水産省によると、全国のシカによる24年度の農作物被害は約82億円だった。

 環境省は、35年度までにニホンジカの個体数を23年度比で半減させることを目指しているが、目標達成には、現在の約2・2倍のペースで毎年捕獲する必要がある。

 生息数は都府県の捕獲や目撃の数を基に推計。北海道は独自に調査しているため除外した。

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