白糠町でエゾシカを集中駆除[北海道]
エゾシカによる農業被害などを減らすために、道東の白糠町で6日から、道や自衛隊などが連携して集中的にエゾシカを駆除する取り組みが行われています。
この取り組みは増え続けるエゾシカによる農業や林業などへの被害を減らそうと、シカの出産時期を前に、道や自衛隊、それに猟友会などが集中的に駆除を進めるために、4年前から白糠町で行っています。
ことしの取り組みにはあわせて120人あまりが参加し、まずはじめに自衛隊のヘリコプターが上空からエゾシカの群れを確認しました。
そして、地上にいる猟友会のメンバーに情報を伝え、その情報をもとにメンバーが場所を移動し、駆除にあたりました。
釧路総合振興局によりますと、初日の6日は24頭が捕獲されました。駆除の作業は7日まで行われる予定です。