140キロ大イノシシ駆除 佐那河内で猟友会員 [徳島県]

佐那河内村職員の上野浩嗣さん(42)=県猟友会佐那河内地区会員=が、同村下の山中で体長1・4メートル、体重140キロの雄の大イノシシを仕留めた。
山周辺ではイノシシによるタケノコの食害や、墓石が倒されるといった被害が村役場に寄せられており、上野さんは猟期最終日(15日)を前に、休暇を取って入山。すぐに猟犬が大イノシシを発見し猟銃1発で倒した。
大イノシシは5歳以上とみられ、同行した猟友5人掛かりで運んだ。上野さんにとっても猟歴7年余りで、最大の獲物となった。この後、現場近くの山で88キロの雌の大物も仕留めた。
上野さんは「背中の毛を逆立てて迫ってきた時は恐ろしかった。村内の被害が少しでも減れば」と話している。
【写真説明】佐那河内村の山中で仕留められた140キロの大イノシシ=同村下