狩猟シミュレーター導入[和歌山県]
特産品のミカンなど農作物への鳥獣被害が相次ぐ和歌山県では、ハンターを育成するために狩猟を疑似体験できる装置を導入しました。 スクリーンに映し出された野生動物を模擬銃で撃ち、命中すれば倒れる仕組みのシューティングシミュレーター、ゲーム感覚で猟を体験できます。 和歌山県では特産品のミカンがイノシシなどに食い荒らされる被害が絶えず、年間3億円以上の損失となっていますが、ハンターの高齢化が進み後継者不足に陥っています。 そこで、若い人たちに狩猟への興味をもってもらおうと県が300万円を投じて装置を導入しました。 「難しいですね。農家さんが苦労しているので少しでもお役にたてれば」(参加者) 今後、シミュレーターは鳥獣被害を減らすイベントで活用されるということです。
2014/06/06
引用元:http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000004886.shtml