昨年度の鳥獣被害2億9400万円 イノシシ被害深刻[大分県]
昨年度の県内の鳥獣被害は前年度比700万円増の2億9400万円に上ったことが県や市町村などでつくる県鳥獣被害対策本部の会合で報告された。イノシシ被害が1800万円増の1億6800万円で深刻さを増している。
県森との共生推進室によると、県内ではイノシシの生息数が増えているとみられ、稲を食べたり、農地を荒らしたりするケースが多かった。
同本部は、世界農業遺産の認定地域の国東半島で生物多様性の保全を図るため、アライグマの生息調査を実施することや、鳥獣の捕獲情報を共有するシステムを作ることなどを決めた。
2014年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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