ジビエ普及で捕獲増え…野生動物の被害減った県
シカやイノシシなど野生動物による2013年度の農林水産被害額は6億2900万円で、前年度に比べて7000万円減ったことが三重県の集計で明らかになった。 被害額は11年度の8億2100万円をピークに2年連続の減少。県は、ジビエ料理の普及などに伴い、野生動物の捕獲頭数が10年度...
鳥獣被害、7000万円減少 13年度[三重県]
県は七日の県議会環境生活農林水産常任委員会で、二〇一三年度に野生鳥獣が農林水産物に与えた被害金額を報告した。総額は六億二千八百七十五万円で、前年度から約七千万円減少した。 県は被害額が減った原因として、捕獲に加えて集落ぐるみでの対策や防止柵の整備などが一定の効果を挙げたとし...
ドングリ類は一部で不作・凶作、熊と遭遇に警戒を[長野県]
県は26日、熊の餌になるドングリなどの実り具合について、県全体で不作から平年並みとなり、一部では凶作の地域もあると発表した。県内では今年、熊に襲われてけがをする人が相次いでいる。県鳥獣対策・ジビエ振興室は、地域によって実り具合にばらつきが大きいと指摘。餌を求めて熊の行動範囲...
クマ大量出没中 ある日、人里で出合ったときの心得
人里に出没するクマが、東北や関東などで増えている。冬眠前のエサとなるドングリ類が秋に大凶作になるとの予測もあり、クマの生態に詳しい専門家は注意を呼びかけている。 トピックス:クマ出没 岩手県花巻市で12日、自宅の畑で作業などをしていた60~70代の男女3人がツキノワグマに襲...
平成26年度 堅果類の豊凶調査結果について[群馬県]
~森の木の実とクマ出没の関係について調査しています~ 堅果類の豊凶調査 一般にクマの出没には、ブナやミズナラなどの木の実(堅果類)の実り(豊凶)が影響すると言われています。 このため、出没との因果関係を把握するため、クマが多く出没する「利根沼田地域」において、平成19年から...
クマ出没増加 栗原市、被害防止呼び掛け[宮城県]
広い中山間地を抱える栗原市で本年度、ツキノワグマの目撃情報が増えている。8月31日現在で既に185件に達し、2013年度の1年間(101件)の1.8倍に達している。クマは例年10月ごろまで出没する。市はごみを屋外に置かないなど、被害防止策を取るよう呼び掛けている。 ...
外周450メートル巨大「囲いわな」でシカ捕獲[群馬県]
生息数が急増しているシカを捕獲するため、県は9月から前橋市と協力し、外周約450メートルの巨大な「囲いわな」を赤城山周辺に設置するなど、本格的な取り組みを始めた。現在は手動で入り口を開閉しているが、4日からはシカがわなに一定数入った段階で扉が自動的に閉まる「AI(人工知能)...
丹沢のニホンジカ 2月の記録的大雪で多数死亡[神奈川県]
2月の記録的大雪で丹沢に生息するニホンジカが67頭死んだことが、県がこのほど公表した2014年度ニホンジカ保護管理事業実施計画で明らかになった。近年例がない2メートルを超える積雪で動けなくなって衰弱死したり、数頭の群れごと雪崩に巻き込まれたりしたと見られている。...