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ライフル射撃場整備:検討委開催へ 狩猟者増目指し、県が23日[群馬県]

 高齢化で減少が続いている狩猟者の増加を目指し、県は23日、県営ライフル射撃場の整備について初の検討委員会を開催する。増え続けるシカやイノシシなどによる食害を抑制することが狙い。

 県自然環境課によると、県内のライフル銃や散弾銃の第1種免許所持者は1975年度に9000人弱だったが、2012年度には2000人強にまで落ち込んでいる。県内には競技用の小口径銃の県営射撃場が榛東村にあるが、狩猟に使う大口径銃の射撃場は富岡市内に民間の射撃場があるだけ。県営はないため検討を始めることにした。県は今年度中に基本構想をとりまとめる方針。

 委員は、野生鳥獣の生態や管理に詳しい大学教授やNPO法人県自然保護連盟、県猟友会、県ライフル射撃協会のメンバーら計7人。鳥獣害対策の現状と課題、県内や近県の射撃場の設置状況などについての説明の後、ライフル射撃場整備の必要性について話し合う

 
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