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世界遺産隣接地区でシカ対策[北海道]

 これまでエゾシカ対策が遅れていた知床の世界自然遺産地域に隣接する国有林で、林野庁はわなを増設するなどして、今年度から本格的にエゾシカの捕獲に乗り出すことになりました。

 知床の世界遺産地域ではエゾシカの捕獲が盛んに行われていますが、隣接する地区から新たにエゾシカが入り込み、地域内の貴重な植物を食い荒らしていると指摘されています。 このため林野庁は世界遺産地域に隣接する斜里町ウトロから真鯉地区までのおよそ12キロの区間にある国有林でエゾシカ対策を強化することになりました。

 この地域にはエゾシカをエサでおびき寄せて捕獲する囲いわながすでに2基設置されていますが、ことしから3年間で新たに11基のわなを設置するなどして、1500頭あまりの捕獲を目指すということです。

 事業を行う北海道森林管理局の知床森林生態系保全センターは「対策が進んでいない地域のエゾシカを減らし知床の森を守ることにつなげたい」と話しています。

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