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イノシシ肉の活用を いしかわジビエ研究会[石川県]

県は、イノシシやシカなどの野生動物の肉を使った「ジビエ料理」の普及を目指し、「いしかわジビエ利用促進研究会」(会長=堀畑正純県農林水産部長)を発足させた。獣肉の供給態勢を整えて、北陸新幹線金沢開業後の新たな里山ブランド「いしかわジビエ」として発信する。

 農業や食品関係の団体、猟友会、金沢市など県内6市町などが参加。3部会を置き、ジビエ料理のレシピや加工品の開発を進めるほか、認証制度の検討や料理講座の開催によるジビエ食文化の普及、安定供給のための捕獲・搬入態勢づくり、処理施設のモデル実証に取り組む。

 県里山振興室によると、県内のイノシシによる農林業被害額は2011年の4510万円から、13年には4980万円に増加。捕獲数は13年度は2684頭で、11年度の1195頭に比べて大幅に増えた。だが、捕獲されても猟師が消費するか、処分されることが多かった。

 3部会で活用策を検討し、11月に中間報告。来年2月には試食会の開催とレシピの公表を予定している。堀畑会長は「まずは旅館やレストランで提供し、一般家庭への普及も目指す」と話した

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