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マタギ小屋再現 黒石に資料館[青森県]

 廃校になった小学校舎を活用している黒石市大川原の観光施設「お山のおもしえ学校」内に、マタギ小屋を再現した資料館が設置された。

 黒石には江戸時代からマタギがおり、藩の記録「弘前藩庁記」にも記載があるという。地域のマタギ文化を子どもたちや後世に伝えるため、同資料館を企画した。旧小学校プールを改修して山野草の展示コーナーにしていた温室内を、さらに改修した。資料などを基に、温室の中に、ヒバの板材や杉の皮などを使って、マタギ小屋を再現した。周りにはクマやキツネ、タヌキ、ノスリなど鳥獣の剥製や狩猟生活をしていたマタギに関する資料を展示している。

 同施設では「まだ小屋の再現も完全とは言えない。今後、さらに再現を進めるとともに、来場者にまき割りをはじめ、マタギの生活の一部を体験してもらえるよう整備したい」としている。

 入場料は中学生以上100円、小学生50円。火曜定休。問い合わせは、同施設(0172・54・2505)へ。

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