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民家近くにイノシシ 市原市が対策強化へ [千葉県]

いすみ市や南房総市でイノシシに田畑が荒らされる被害が相次ぐ中、市原市内でも被害が拡大している。かつては山側の市南部が中心だったが、ここ4、5年は比較的民家の多い北部でも出没。市は人がケガをする恐れもあるとして、専門家にアドバイスを依頼するなど対策を強化する。

 市によると、サルやハクビシンなど野生鳥獣による2013年度の農作物被害は4300万円。このうちイノシシは2900万円と6割以上を占めた。13年度は猟友会などが460頭近くのイノシシを捕獲したが、市の担当者は「生息数が増え、エサを求めて人に近い場所まで出てくるようになった」と話す。

 市は15年度予算案で、わなの購入などの対策費として7500万円を計上した。民間会社の専門家にアドバイスを求め、これまでの一律的な対応を改善。山あいや農村など各地域の生息状況に合わせた対策を考えることも計画している。 (内田淳二)

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