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獲物持ち寄り「猟師納会」 岐阜、「狩りガール」も舌鼓 [岐阜県]


昨年十一月からの狩猟シーズンが今月十五日で終わったことを受け、県内で猟を楽しむ人たちでつくる「ぎふハンターネットワーク」のメンバー十三人が二十一日、獲物を調理して持ち寄る「猟師納会」を岐阜市殿町の喫茶店「殿町珈琲(カフェ)」で開いた。

 ネットワークは猟師や、ジビエ料理が好きな人ら四十人でつくる。会長の岐阜大野生動物管理学研究センター森部絢嗣(じゅんじ)助教(35)らが一年半ほど前に結成した。

 猟を始めたいと思っている人らに、正しい狩猟の知識や獲物の調理法などを広めるのが目的。ふだんはインターネットのフェイスブックで交流している。

 エゾシカのロースト、ツキノワグマのすき焼き、イノシシ肉と古代米の炊き込みご飯など多彩な料理が並んだ。「シカ肉はワサビじょうゆで臭みが取れる」「今年は外来種のネズミがよく捕れたな」などと会話も弾んだ。

 参加した土岐市泉町の公務員小池ますみさん(26)は、わなの免許を持つ「狩りガール」。実家のある揖斐川町で週末に狩りをする。「納会で、命の大切さを共有できたと思う」と話していた。

(鈴木凜平)

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