イノシシ革製品:手作り200点販売 北区で13日まで [岡山県]
イノシシの革製品を生活に取り入れてもらおうという展示即売展「KIBINO(キビノ)展」が、北区表町1の晴れの国おかやま館で開かれている。13日まで。
障害のある人を社会自立訓練などを通して支援をする県セルプセンターが企画。吉備中央町で捕獲されたイノシシ皮を使用。県内在住の18歳以上の精神・身体障害者約10人が手作りした巾着や名刺入れ、帆布バッグなど約200点を展示即売している。使われるイノシシの皮は、野山を駆けてできた傷などで、模様や色が商品ごとに異なり、製品の魅力を引き立たせるという。
孫に会いに岡山に来たという東京都練馬区の無職、有浦孝さん(70)は「珍しくて記念にペンホルダーを買った。革製品は、使い込むほど味が出てくるので、長く愛用して楽しみたい」とほほ笑んだ。
午前10時〜午後7時。13日は午後5時まで。問い合わせは、同センター(086・222・0300)。【瀬谷健介】