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カメラを増やしニホンジカの監視を強化 [秋田県]


山の植物を食い荒らすおそれがあるニホンジカが去年、白神山地の世界遺産登録地域の近くで初めて確認されました。これを受け林野庁東北森林管理局は今年度、白神山地周辺に設置しているセンサーカメラの台数を増やしてニホンジカの監視体制を強化します。林野庁東北森林管理局ではこれまで、白神山地周辺に合わせて45台のセンサーカメラを設置してニホンジカの監視を行ってきました。

去年10月には世界遺産の登録地点から150メートルほどしか離れていない青森県深浦町の国有林でニホンジカが撮影されたほか、八峰町八森でもニホンジカとみられる動物が撮影されています。

白神山地周辺でニホンジカが確認されたのは初めてです。ニホンジカは植物を食い荒らすおそれがあり白神山地の生態系への影響が懸念されています。東北森林管理局では今年度、白神山地周辺に設置するセンサーカメラの台数を5台増やし、合わせて50台で監視を行います。その上で、ニホンジカの生息範囲の拡大が確認された場合には専門家の意見も聞きながら世界遺産地域への侵入を防止する柵の設置など必要な対策を検討することにしています。

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