北海道内12団体に300万円 野生生物基金が助成 [北海道]
北海道新聞野生生物基金は2015年度助成事業の審査会(委員長・神谷忠孝道文教大教授)を開き、12団体、総額300万円の助成を決めた。
北海道の自然と野生生物の保全や調査に取り組む活動を支援する事業で、22件の申請があった。
助成団体名と活動、助成額は次の通り。
▽札幌市・野幌森林公園を守る会「第30回野幌森林公園クマゲラ一斉調査記念クマゲラ・フォーラムの開催」28万円▽同・あなたの街のコウモリの森プロジェクト「あなたの街のコウモリの森プロジェクト2015」40万円▽同・北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク「フォーラム『風はだれのもの? 北海道の自然と再生可能エネルギー』開催事業」20万円▽同・NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道「天売島の海鳥を守るための活動(啓蒙啓発・野良猫馴化譲渡)」30万円▽同・NPO法人札幌カラス研究会「自治体担当者のためのカラスマニュアル北海道編、カラスの生態写真展」20万円▽同・浦幌ヒグマ調査会「190万都市札幌のヒグマ保全―市街地に出にくい環境作りの実践と普及」30万円▽同・CISEネットワーク「北海道の野生生物を理解するサイエンステーリング」27万円▽同・盤渓癒しの里山づくりプロジェクト委員会「盤渓癒しの里山づくり」20万円▽夕張市・ユウパリコザクラの会「夕張岳の自然を語り継ぐ『自然パンフレットの作成とエゾシカモニタリング活動』」30万円▽釧路管内鶴居村・タンチョウコミュニティ「つるいっ子の体験活動推進プログラム」10万円▽江別市・野鳥お勉強会「特別企画北海道の希少鳥類を考える集い―減る鳥のなぞを語る」20万円▽後志管内倶知安町・百年の森ファンクラブ「第20回『木の曜日講座』今こそ知りたいどろ亀さんの世界」25万円