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ハイテク技術でイノシシ対策 コスト抑えて農家に好評 鳥取大の学生ら [鳥取県]

鳥取大の学生らがイノシシによる農作物被害の対策に取り組んでいる。おりや捕獲のための「くくりわな」に設置コストを抑え、情報通信技術(ICT)を駆使した監視端末を3月から設置。捕獲を検知するとメールが届くため、見回りなどの負担も軽減されると農家からも好評だ。

 農林水産省によると、全国で増え続ける鳥獣被害の中でイノシシによる農作物被害は平成25年度に約55億円。鳥取市だけでも年間1千万円を超える。同市鹿野町では100個ほどのおりを設置しているが、被害は減らない。

 農家の相談を受けた鹿野町総合支所は一昨年、鳥取大工学部ものづくり教育実践センター(鳥取市)に対策を依頼していた。

 工学部4年の牧村悠司さん(21)らは、先輩が残した試作機に手を加え、通常のイノシシ捕獲用のわなに磁気センサーと無線通信機器からなる監視端末を設置。わなにかかると携帯電話にメールが自動送信される。県内の民間企業と連携し、商品開発を進めている。

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