シカ、イノシシの捕獲制限緩和 県が新計画2015年05月23日 [熊本県]
県は22日、農作物への被害が深刻化している県内のシカやイノシシの頭数管理に向けた新たな計画を明らかにした。シカの県内生息数を7千頭に抑制し、イノシシによる農作物被害を年間1億5千万円まで減らす目標を達成するため、対策を強化する。...
イノシシ猟で誤射男性が重傷 [熊本県]
14日夕方、芦北郡芦北町でイノシシ猟をしていた男性が一緒に来ていた男性を誤って撃ち重傷を負わせた。警察によると14日午後5時すぎ芦北郡芦北町古石の山中で、球磨郡相良村の会社役員の男性(64)が一緒に猟に来ていた近くに住む農業古田悟さん(67)を誤って散弾銃で撃った。...
熊本で一斉に野焼き 野生のシカが逃げ惑う一幕も[熊本県]
熊本県の阿蘇山一帯や北外輪山などで8日、一斉に野焼きがあった。全国一の広さを誇る草原の維持が目的。野焼きの跡は、4月には新芽の季節を迎える。 この日は約20の牧野(ぼくや)組合で実施。登山道路周辺は観光客やアマチュアカメラマンの好ポイントで、薄茶色の草原に炎が音を立てて広が...
猟師も驚く130キロの巨大イノシシ 芦北町[熊本県]
芦北町計石地区で23日、地元猟師たちが「めったに見ない」と口をそろえて驚く巨大イノシシが捕獲された。雄で推定体重は130キロ。地元住民は「こんな大きなイノシシがいたかと思うと恐ろしい。一安心です」と胸をなで下ろした。 県猟友会芦北支部佐敷分会の10人が、有害鳥獣駆除として捕...
「猪鹿鶏」…ジビエで地域おこし 八代市商工会[熊本県]
農林産物に深刻な被害をもたらしているイノシシやシカを「ジビエ料理」として地域振興に生かそうと、八代市商工会(黒木計会長)は、中山間地の幹線道路沿いを「猪鹿鶏[いのしかちょう]街道」として売り出すことを決めた。 合併前の旧町村の商業者でつくる同商工会が、2年前から構想を...
シカよけ網に野生クマタカ絡む 高森町で保護[熊本県]
高森町色見の山林に張られたシカよけネットに、絶滅の恐れがある野鳥「クマタカ」が絡まり保護された。獲物を捕獲する際にネットに突っ込んだとみられ、シカの増加が希少な野鳥の生息環境に影響をもたらした。 クマタカはケガをしているとみられ、町職員が2日、御船町の県鳥獣保護センタ...
イノシシ被害ヤギで防ぐ[熊本県]
イノシシによる農作物被害を減らそうと、天草地域の活性化に取り組む市民団体「天草デザインプロジェクト」(金子順子会長)が、耕作放棄地でヤギを飼育して草を食べさせ、イノシシの隠れ場所をなくす試みを始めた。リーダーの金子寛昭さん(54)は「除草の手間が省け、ヤギを見れば心も安らぐ...
イノシシ肉でジビエ総菜 上天草市の業者が開発[熊本県]
イノシシ肉を解体しハムなどの加工品を販売する上天草市姫戸町の宗政興産(清田政憲社長)がこのほど、6次産業化法に基づく支援対象に認定された。九州農政局によるとイノシシ肉を使ったジビエ総菜の開発・販売での認定は九州初。 同社は2010年から、地元の猟友会などが捕獲したイノ...